研究課題
若手研究(B)
エリスロポイエチンは赤血球産生のみならず、低酸素障害回避性に作用するサイトカインとしても認識されている。本研究では、持続的低酸素刺激下におけるラット視床下部-下垂体系におけるエリスロポイエチン産生動態変化について明らかにした。EPO発現の時間経過は中枢神経系部位により異なっており、低酸素刺激に応じて発現が増強されるものと、低酸素刺激に応答が鈍く発現が維持されるものの二種類に分類することができた。視床下部-下垂体系においては両方の発現様式が確認され、部位特異的な発現制御機構が考えられた。
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