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2008 年度 実績報告書

インターフェロン誘導性GTP結合蛋白質による生体防御システムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 20780208
研究機関鳥取大学

研究代表者

浅野 淳  鳥取大学, 農学部, 准教授 (90312404)

キーワードニワトリ / インターフェロン / IFN誘導性GTP結合蛋白群
研究概要

1. ニワトリゲノムデータベースを用いて、ニワトリIFN誘導性GTP結合蛋白質群であるGBP(Guanylate Binding Protein)ファミリーと推測される4種類のホモログ(アクセッション番号 : XM_414266, XM_417710, XM_427251, hmm98140)を確認した。
2. ニワトリ培養細胞を刺激してGBPファミリー遺伝子を誘導する目的で、組換えニワトリIFNβ、γおよびλを精製した。すなわち、大腸菌にHisタグ融合タンパク質発現ベクターを用いて組換えIFNを発現させた後、アフィニティー精製した。これら精製した組換えIFNは、ニワトリ初代培養線維芽細胞(CEF)およびマクロファージ細胞株HD-11に作用させると、IFN誘導性抗ウイルスタンパク質であるMxおよびOASの各遺伝子発現レベルを上昇させることがわかった。
3. 組換えIFNγ100ng/mlにて6時間刺激したCEFでは、XM_414266mRNAが発現していることがわかった。5' RACEおよび3' RACEを用いたクローニングとDNAシーケンシングの結果、XM_414266 mRNA全長の配列を決定することができた。また、ニワトリリンパ球細胞株LSCC-RP9をIFNγ100ng/mlにて6時間刺激すると、XM_417710およびhmm98140の各mRNA発現が増強されることがわかった。一方XM_427251については、用いた細胞株(CEF, HD-11, LSCC-RP9)における遺伝子発現を確認することができなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 組換えニワトリインターフェロンλタンパク質の精製2008

    • 著者名/発表者名
      増田康充
    • 学会等名
      第146回日本獣医学会
    • 発表場所
      ワールドコンベンションセンター(宮崎)
    • 年月日
      2008-09-24

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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