研究課題
若手研究(B)
Hic-5は約15年前に過酸化水素とTGF-βに応答し発現誘導される遺伝子としてクローニングされた。本研究では、作製したhic-5ノックアウトマウスを用いてHic-5の動脈硬化病変形成過程への直接的な関与を検討した。具体的には、大腿動脈にバルーン血管障害モデル術を行ったところ傷害部位の中膜平滑筋層の回復抑制、および血管内腔側に形成される新生内膜肥厚が促進という変化が現れた。その理由として、ノックアウトマウス血管病変では、慢性期に入っても持続的にアポトーシスが起きていたことが挙げられる。
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Biochem Biophys Res Commun 376(4)
ページ: 682-7
FASEB J. 22(2)
ページ: 428-36