研究課題
若手研究(B)
細胞の核は核膜と呼ばれる膜により細胞質から隔てられている。核膜は細胞分裂時に崩壊し、染色体の分離が終了した後、再び形成される。核膜の高分子透過に対するバリアは細胞分裂直後に形成され、細胞周期を通して不変であるというのが現在のモデルである。今回、細胞分裂直後の核膜の透過性変化を、紫外線照射により蛍光特性を変化させることのできる蛍光タンパク質KikGRを用いて調べた。その結果、細胞分裂直後は透過性が非常に高いことを明らかにした。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
Biophysical Journal 97
ページ: 1288-1294