研究課題
若手研究(B)
腫瘍の転移やHIVの感染に関与するケモカイン受容体CXCR4へ結合する化合物を効率的に探索するためのスクリーニング系を構築した。まず、CXCR4拮抗剤由来の蛍光プローブを作成し、プローブの受容体への結合量をフローサイトメトリーにより定量する方法が有効であることを見出した。また、CXCR4の内因性リガンドであるSDF-1の特定の部位に蛍光標識基を導入したプローブが、CXCR4発現細胞における受容体の局在を指標とする化合物評価系に有用であることを明らかにした。さらに、新しい化合物評価系の実証研究として、CXCR4拮抗剤FC131からの非ペプチド誘導体の創製研究を行った。
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