研究課題
若手研究(B)
サルモネラにおけるペプチドグリカンN-脱アセチル化酵素の候補遺伝子を同定し、その遺伝子産物がリゾチーム抵抗性などに関わることを示した。また、ペプチドグリカンと同様に細菌表層を構成するリポ多糖について、その脱アシル化酵素(LpxR)欠損株では宿主細胞内における増殖が有為に低下すること、LpxR欠損株の感染は宿主細胞のiNOS誘導を増強することを見出した。LpxRは、宿主の細胞応答を減弱させることにより宿主細胞内におけるサルモネラの生存及び増殖に寄与すると考えられる。
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Biochem Biophys Res Commun. (投稿中)
FEBS Letters vol.584
ページ: 207-212