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2009 年度 研究成果報告書

末梢感覚神経系の形成におけるニューロナルロイシンリッチリピート4の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20790164
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

板東 高功  和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (00423963)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワード細胞機能形態学
研究概要

脊髄神経節の発生過程におけるNLRR4遺伝子の詳細な発現解析を行った。脊髄神経節には様々な機能を持った1次感覚神経細胞が存在することが知られているが、それぞれの細胞が誕生する時期、投射を行う時期、神経細胞の成熟の時期などは、神経細胞の種類によって異なっている。NLRR4は、固有感覚や機械刺激受容を担い成熟の早いTrkC陽性の神経細胞で発現し始め、痛覚を担うTrkA陽性の成熟の遅い神経細胞では、TrkC陽性の神経細胞より遅れて発現することを見出した。また、NLRR4の発現する時期はそれぞれの神経細胞が脊髄において、二次神経細胞とシナプスを形成する時期と一致した。これらのことから、NLRR4は一次感覚神経細胞のシナプス形成に関与することを示唆した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 一次感覚神経の発生過程におけるNeuronal leucine-rich repeat 4の発現2009

    • 著者名/発表者名
      板東高功、森川吉博、宮島篤、仙波恵美子
    • 学会等名
      日本神経科学学会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2009-09-16
  • [備考]

    • URL

      http://www.wakayama-med.ac.jp/dept/igakubu/160412/index.html

URL: 

公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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