研究課題
若手研究(B)
下垂体前葉は6種類のホルモンを分泌して成長、生殖、恒常性の維持に重要な器官です。本研究は下垂体腫瘍形成の過程で、レチノイン酸(RA)の役割を明らかにすることを目的としました。エストロゲンによる腫瘍モデルラットで、腫瘍形成に伴いRA合成酵素が減少し、その作用はエストロゲンα受容体を介することを明らかにしました。また、RAは下垂体前葉細胞で様々な遺伝子発現を調節することが分かりました。本結果は、腫瘍形成機構の解明や治療に寄与することが期待されます。
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