研究課題
若手研究(B)
心臓に圧負荷が加わると心筋細胞が肥大して収縮力が増大し、心機能を維持しようとする。しかし、負荷が過剰になるとこの代償機能は破綻し、心肥大から心拡大・心不全へと移行する。したがって、心肥大の形成機序の解明は、心不全の予防・治療法の開発に繋がる重要な課題である。私たちは、細胞膜を構成するリン脂質を合成する酵素PIP5キナーゼが心肥大・心不全の発症に関わることを見出し、PIP5キナーゼが心不全治療薬の創薬標的になる可能性を示した。
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Med. Bull.(Fukuoka Univ) 35(4)
ページ: 211-218
http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/