研究課題
若手研究(B)
細胞内情報伝達を制御する因子の1つであるホスホリパーゼCεによる炎症応答の制御の機構とその意義について、特にサイトカイン産生に着目して解析した。その結果、ホスホリパーゼCεが接触性皮膚炎や腫瘍における炎症に、サイトカイン産生制御を介して係ることが明らかとなった。また、表皮角化細胞でのホスホリパーゼCεの過剰産生は、サイトカインの産生の亢進と、T細胞浸潤や鱗屑の発生など乾癬に酷似した特徴を持つ皮膚炎に繋がることを示した。
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http://www.med.kobe-u.ac.jp/molbiol/index.html