研究課題
若手研究(B)
小細胞肺がんは肺がんの約20%を占め、化学療法が一時的には奏功するものの予後不良の難治がんであるが、分子標的療法は確立されていない。本研究では、小細胞肺癌細胞株及び小細胞肺癌組織で細胞接着分子TSLC1/CADM1が高頻度に過剰発現し、正常肺・脳では認めない特異的スプライシングを受けていることを見出した.このTSLC1バリアントを強制発現させた小細胞肺癌細胞は腫瘍形成能が亢進することから小細胞肺癌の悪性増殖・転移能と強く相関している可能性が示唆された.更にこのスプライシング・バリアントは診断マーカーとして利用できる可能性も見出した。
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Genes to Cells 掲載確定
Breast Cancer [Epub ahead of print]
頭頸部癌 37(1)
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