研究課題
若手研究(B)
従来の細胞診断法(細胞診)は検査者の豊富な知識や経験を必要とする検査法であり、検査者間の判定誤差や誤診がしばしば問題となる。本研究は検査者の主観によらない客観的な細胞診断法を検討した。細胞の大きさや形の不整さを詳細に計測する手法(形態計測)と、悪性細胞が高頻度に発現する物質を可視化し検出する手法(免疫細胞化学)を組み合わせると甲状腺病変のうち、悪性群(がん症例)と良性群(濾胞腺腫、腺腫様甲状腺腫、バセドウ病)を高い確率で分別可能であった。
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