研究課題
若手研究(B)
癌の新規治療法を開発するために、選択的腫瘍溶解性を示すシンドビスウイルスAR339株を分離同定し、腫瘍溶解責任遺伝子の解析を行った。このウイルスには3つの構造蛋白遺伝子(カプシド蛋白遺伝子capsid、エンベロープ蛋白遺伝子E1, E2)があり、腫瘍細胞傷害性を検索した結果、E1、E2 に高い傷害性があった。E1による細胞傷害性の報告はなく新しい機能と考えられ、E1 タンパクが新たながん治療薬と期待できた。
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Oral Oncology 45(12)
ページ: 1021-7
Br J Cancer. 101(4)
ページ: 684-90