研究課題
若手研究(B)
緑膿菌が産生するエラスターゼなどのプロテアーゼは病原因子として重要視されている。緑膿菌のゲノム解析は他にもプロテアーゼの存在を予測しているが、実際の機能は解明されていない。一方、細菌由来プロテアーゼはプロテアーゼ活性化受容体(protease-activated receptors ; PARs)を介して炎症や免疫応答を誘導することが報告されている。本研究では、緑膿菌がエラスターゼなどの既知のプロテアーゼとは異なるプロテアーゼ(LepA)を産生することを見出した。また、LepAはPARsを介してNF-kappaBを活性化し、炎症応答を誘導することを明らかにした。
すべて 2008
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