研究課題
若手研究(B)
本研究では、失明につながるトラコーマ、肺炎やオウム病など呼吸器の疾患や不妊症の原因となる卵管閉塞を起こすクラミジアに対するマウスモデルを用いた新規ワクチンの開発を行った。その結果、クラミジア特異的MHCクラスI拘束性のCD8T細胞の誘導するDNAワクチンをマウスに免疫する事によって、マウスクラミジアに対する感染抵抗性が賦与された。この事からクラミジア感染症においてCD8T細胞が重要な役割を果たしており、これらCD8T細胞を誘導する事でクラミジアの予防・治療に有効である可能性が示唆された。
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