研究課題
若手研究(B)
RSウイルス(RSV)は小児の呼吸器疾患における主要な原因である。侵入門戸となる鼻粘膜上皮細胞では、RSV感染に対してI型IFNよりもIII型IFNに依存した自然免疫を誘導することを明らかにした。また、このIII型IFNの誘導にはウイルスセンサーであるRIG-Iが重要な働きをしていることを明らかにした。RSV感染細胞に対する抗菌薬フォスフォマイシンの効果として、NF-κB活性抑制による炎症性ケモカインRANTESおよび肺炎球菌受容体PAF受容体の抑制を見い出した。
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Clin Vac Immunol 16(6)
ページ: 859-865