研究課題
若手研究(B)
申請者は以前の研究において、マスト細胞で抗原刺激依存的に細胞内亜鉛濃度が上昇する現象を発見し、亜鉛ウエーブと名前を付けた。本研究では、膜電位依存性カルシウムチャネル阻害剤が亜鉛ウエーブを抑制している事を見つけ出し、タンパク質のノックダウンでも同様の結果が確認された。さらに、この亜鉛ウエーブの抑制によりサイトカイン産生に関わるシグナル伝達が抑制されていることを明らかにした。