研究課題
若手研究(B)
細胞表面上のT細胞抗原レセプター(TCR)の発現制御は、T細胞の活性化のみならず、過剰な活性化による自己応答性の抑制にも極めて重要である。抗原刺激後、細胞表面のTCRの発現量は細胞内への取り込みや分解などの経路を経て巧みに調節されているが、そのメカニズムは未だ不明な点が多い。我々は、リソソーム蛋白LAPTM5が、TCRの分解を介してT細胞の過剰活性化を抑制していることを明らかにした。本研究により、TCRを制御する新しい調節メカニズムを明らかにした。
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Immunity 29
ページ: 33-43