障害を持つ高齢者の活動や参加を促すために、環境因子について検討した。まず環境因子を評価するために、米国のKeysorら(2005)によって開発されたHACE (Home And Community Environment)を日本語へ翻し、日本語版を作成した。次に、環境として介護保険制度に着目し、要介護高齢者の要介護度変化と居宅サービス利用の関連について検討した。これらの結果、高齢者らの活動や参加を促すためには、環境を評価し、問題点を明らかにし、必要な改善を図ることが重要であることが明らかになった。
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