研究課題
若手研究(B)
敗血症の新たな治療薬の開発を目的として、敗血症の病態において重要な役割を果たす一酸化窒素(NO)を消去する機能を賦与した新たなタンパク質医薬品の開発とその体内動態制御を試みた。血清アルブミンにNO消去能を有する還元型チオールと水溶性ポリマーであるPEGを結合させたPEG-BSA-SHは、マウスあるいはラットに静脈内投与後、高い血中滞留性を示し、敗血症による血圧低下と肝臓障害を顕著に抑制した。
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