研究課題
若手研究(B)
膵がんリスクの予測に有用な血清マーカーを同定するために、文部科学省大規模コホート研究内の症例対照研究を用いて、血清TGF-β1、CRP、抗H.pylori抗体と膵がん死亡リスクとの関連を検討した。ベースラインでの血清TGF-β1濃度が高いほど、その後の膵がん死亡リスクが有意に上昇していた。血清CRP、抗H.pylori抗体と膵がん死亡リスクとの間に有意な関連が認められなかった。