研究課題
若手研究(B)
「高次生活機能」は加齢の初期に低下を示し、高齢者の自立した生活維持に必要な機能のことを言う。本研究は、1998年調査時60歳以上で身体運動機能、高次生活機能が良好であった高齢者を対象に、食事と高次生活機能低下との関連を明らかにすることを目的に検討を行った。その結果、栄養素・食品では、タンパク質、n-3系脂肪酸、ビタミンB2、食品では、キノコ類、海草類の低摂取が、高次生活機能低下と関連していることが明らかとなった。一方食事パターンとの関連では、男性のバランス食群と比較し少食群で、8年後の高次生活機能低下の有意なリスクとなっていることが明らかとなった。
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