研究課題
若手研究(B)
死体血清中TN-C濃度をELISA法で測定した。死後48時間以内101例の血清中TN-C濃度は24.0~1,000<ng/mlであり、臨床事例よりも高い事例が多かった。死因、死後経過時間、受傷(発症)から死亡までの時間、および急性炎症マーカーのC反応性タンパク(CRP)との明らかな相関は認めなかった。炎症過程との関連について、特に急性心臓死が疑われる事例の心筋病理組織所見との相関を検討中である。