研究課題
若手研究(B)
動脈硬化発症における血管内皮特異的接着因子(ESAM)の役割を検証した。ESAM/apoE double KO(DKO)マウスを作成し、対照群であるapoE KOマウスと動脈硬化進展の比較検討を行い、細胞実験にて、ESAM発現抑制による炎症細胞の浸潤を検討した。DKOマウスにて有意に動脈硬化病変は減少し、ESAMの発現低下により炎症細胞の侵入の低下を認めた。我々はESAM抑制療法が、新規の抗動脈硬化療法になりうることを動物モデルにおいて証明した。
すべて 2010 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
Microvasc Res. (Epub ahead of print)