研究課題
若手研究(B)
塩化カルシウム塗布によるマウス大動脈瘤モデルで検討を行った。大動脈瘤モデル群はsham群(生理食塩水塗布)に比して著明にhigh-mobility group box 1 (HMGB1)の発現が亢進していることが確認された。次に、大動脈瘤モデルに抗HMGB1中和抗体もしくはコントロール抗体を投与して検討したところ、中和抗体投与により大動脈瘤径拡大は抑制された。また炎症性サイトカイン発現、細胞外マトリックス分解酵素(matrix metalloproteinase ; MMP)-9活性、及びマクロファージ浸潤が中和抗体投与群では軽減することを明らかにした。
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