今回の研究では心臓支配副交感神経に関する分子メカニズムを解明することを目的とした。そのためにまず心臓支配副交感神経を可視化することを目標とした。心臓支配副交感神経や心臓神経節がChAT(choline acetyl transferase)で染色可能であることを確認し、成獣マウスにおいてはChATが心内膜側に優位であることを確認した。ChATに特異的にCre recombinaseを発現するChAT-creマウスから、cre-loxP システムによりChAT-EGFPマウスを樹立し、心臓副交感神経の可視化を行うことを目指している。
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