研究課題
若手研究(B)
肺癌の予後改善のためには個々の癌の特性に応じた薬物治療の開発が必要である。近年、種々の悪性腫瘍で、その発生や進展に寄与する活性化分子を標的にした治療法の有効性が示され、臨床導入されつつある。肺癌では、細胞増殖促進分子mTOR を活性化し得るLKB1 やPTEN 遺伝子の変異が高頻度に存在する。我々は、本研究でこれらの変異とmTOR阻害剤の感受性との相関を見いだした。このことは、今後の肺癌個別化治療の開発の一助となると考える。
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米子医学雑誌 61巻
ページ: 20-29