研究課題
若手研究(B)
CD26はT細胞共刺激分子の一つでT細胞増殖活性に重要である。T細胞におけるCD3及びCD26の共刺激に対するT細胞表面へのlipidraftsの発現量は経時的にその発現量が増加することが判明した。一方、免疫抑制剤存在下での共刺激後では、細胞増殖抑制に伴いT細胞上のlipid raftsの薬剤濃度依存的かつ経時的な発現量の低下が判明した。このことは糸球体腎炎患者T細胞における免疫抑制剤の効果を評価するにあたりlipid raftsがバイオマーカーとなり得る可能性が示唆された。
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