研究課題
若手研究(B)
加齢性神経変性への細胞内蛋白分解系の機能不全の関与を明らかにするために、加齢性神経変性モデルマウス(SAMP10)由来の初代培養神経細胞を用いた実験を行った。プロテアソーム阻害により細胞質内にユビキチン化封入体が形成され、その形成頻度はコントロールマウス由来の神経細胞よりSAMP10マウス由来細胞で高かった。これらの封入体は細胞保護的とされるアグリゾームとしての性格を有していたが、封入体を有する細胞の神経突起は時間とともに退縮し、アグリゾーム形成が神経細胞においては必ずしも保護的ではなかった。
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Neurochem 34
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