研究課題
若手研究(B)
新規の糖尿病治療創薬の上で注目されているGPR40の糖尿病での意義を解明する目的で、肥満・糖尿病の肥満モデル、コレツキーラット(fa^k/fa^k)の膵島(インスリン分泌を行う組織)でGPR40遺伝子発現を検討した。fa^k/fa^kで膵島にてGPR40mRNAレベルは非肥満対照(+/+)の約1/3に著明に低下していた。その機序にインスリン分泌調節との関連が指摘されている転写因子Pdx-1の発現低下、および組織脂質蓄積の関与が示唆され、糖尿病治療の標的として注目される。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
Proc Natl Acad Sci U S A 107(4)
ページ: 1666-1671