研究課題
若手研究(B)
骨格筋におけるインスリン抵抗性は、2型糖尿病の早期に現れる病態の一つであることから、糖尿病の発症や進展の原因となっている可能性がある。本研究では、アクチンフィラメント結合タンパクの一つであるフィラミンの発現量が、2型糖尿病ラットの骨格筋において、正常ラットと比べて有意に増加していることを明らかとした。この結果は、骨格筋の糖脂質代謝に対してフィラミンが何らかの関与をもつ可能性を示唆している。