研究課題
若手研究(B)
胚中心型リンパ腫に特徴的に認められるBCL2転座が組織型を規定する重要な因子となる機序を明らかにするために、生体内の一部のB細胞にBCL2を強発現させたキメラマウスを作出しその性状の解析を行った。その結果、BCL2高発現B細胞は濾胞B細胞への分化指向性を有し、終末分化刺激下で形質細胞への分化能が乏しいことなどが示され、そうした性状が胚中心型リンパ腫の発症に関与することが示唆された。
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http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/%7Ehemonc/hematolindex.html