研究課題
若手研究(B)
我々が見出したTFL遺伝子の欠失の頻度をリンパ系腫瘍患者検体で解析した。染色体解析において15.3%の欠失が起こっていることが明らかとなった。また、TFLの分子メカニズムについても解析し、細胞増殖を抑制しアポトーシスを誘導する分子であり、細胞質のP-bodyとよばれる顆粒に局在してRNA制御に関わる分子であることを報告した。以上よりTFL遺伝子の欠失によりリンパ球の増殖の制御を失い、腫瘍発症に関わるメカニズムが見出された。
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Mal. Cancer Res. 7(6)
ページ: 880-9
http://www.med.kobe-u.ac.jp/im3/rinsyo/ketueki/research2.html