研究課題
若手研究(B)
難治性てんかんである「乳児重症ミオクロニーてんかん(SMEI)」の治療法として、Shiらの報告した抗体修飾リポソームによるモデル動物への欠損遺伝子の導入を検討した。リポソーム作製法について、最適化と改良をおこなったが、現時点でのリポソームによる遺伝子の導入効率は、不十分だったため、モデル動物の治療には至らなかった。しかし、本研究においてリポソームの改良の可能性が得られており、今後の伸展によりモデルマウスの治療に必要な遺伝子の発現量を得ることは可能と考える。