研究課題
若手研究(B)
極低出生体重児の6歳時における学習障害や広汎性発達障害の頻度は一般集団に比べ3-5倍と高率である。こうした障害の背景には皮質下視覚経路や視覚野の障害の存在があることが知られている。そこで今回我々は生後3か月の正期産児と修正3カ月の早産児における視覚認知機能を、視線追跡装置で測定した。本装置は角膜反射法を用いて児の眼球運動を追跡でき、顔に対する注視時間の測定等が可能であった。早産児は正期産児に比べ全体的に注視時間が短い傾向にあったが、顔の上部や目を注視する点は正期産児と同様に強く認められた。
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Neuroscience Letter 443(1)
ページ: 23-26