研究課題
若手研究(B)
本研究は、妊娠中の栄養と炎症に関する胎内プログラミングをマウスとラットを用いて検討した。栄養の胎内プログラミングでは、妊娠期低栄養負荷または高脂肪食摂取(欧米型)による負荷を妊娠中/出生後に行い、妊娠中の低栄養に伴う低出生体重仔では小児期から高血圧を惹起し、産褥期の栄養制限や、妊娠中の高脂肪栄養負荷においても同様の結果が生じた。炎症に関しては、妊娠トランスジェニックマウスを用い、母の炎症素因だけでなく、父親の炎症素因も病態発症の関与し、細胞性免疫機構のアンバランスを生じることを解明した。
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日本妊娠高血圧学会雑誌 17
ページ: 151-154
周産期医学 38
周産期の栄養
ページ: 27-35