研究課題
若手研究(B)
本研究では、ニワトリ胚に発達段階特異的にアドリアマイシン(ADR)を投与することで、VATER連合のニワトリ胚モデルの作成し、ADRの自家蛍光を利用し、これまで検討されてこなかったADRの組織内分布を観察することに成功した。Hamburger Hamilton(HH)stage 10-13ニワトリ胚芽へのADR 2-5μg投与により、尾部退行、食道閉鎖、気管・肺無形成が特異的に誘導され、この時期に主に分裂が盛んな尾部および前腸の未分化細胞が障害されて奇形が誘導された可能性が示唆された。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Pediatric Research
ページ: 607-612