研究課題
若手研究(B)
我々は、皮膚由来毛包幹細胞を移植することによる切断坐骨、脛骨神経や挫滅した末梢神経の再生能力と皮膚由来毛包幹細胞による移植部皮膚の知覚改善効果の確認について免疫不全動物を用いて詳細に検討するとともに、毛包幹細胞由来神経及び皮膚の安全性 (機能異常や腫瘍化) について明らかにした。さらに、毛包幹細胞を培養皮膚に組み込んで皮膚移植を行う検討では、毛包幹細胞によって損傷皮膚の再生能が亢進される可能性が示唆された。