研究課題
若手研究(B)
脳科学研究を進める上で国内外を問わず、MRIによる脳画像をもとに進める研究が進歩し、精神医学に関する応用が散見される。今回の研究では画像を用いて数学的なアプローチを加えることで脳の構造をより簡明に、より正確に理解し精神医学に応用することを目的とした。今回は微分幾何を用いて、脳のSegmentationを行うプログラムの作成を試みた。画像の精度を上げることが課題であるが簡便な脳画像の扱いが可能となった。統合失調症、気分障害、てんかんの患者での脳画像を撮像し特徴の抽出に努めているが、具体的には頭蓋内脳容量に関しては有意差を認めなかった。MRI画像を蓄積してこれからも特徴を抽出することで精神医学の発展に寄与することが期待できる
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)
Brain Imaging and Behavior 4
ページ: 80-85
Psychiatr Res.
Bipolar Disord. 12
ページ: 804-812
Proc.Cong.Image and Signal Processing IEEE 8
ページ: 4448-4451
Med J (in press)