研究課題
若手研究(B)
ヒトおよびラット肺がんにおけるCarboxypeptidase M(CPM)の解析を行った.ラット肺がんモデルはBHPを投与して作製し,腺がん様の組織が形成された.抗ラットCPM抗体7F9等を用いた免疫組織染色でCPMは,正常組織部分でII型肺胞上皮細胞の細胞膜に局在し,肺がん組織部分でも同様の局在であった.またそれらは抗TTF-1抗体と陽性細胞がよく一致した.ウェスタンブロッティングで発現量が経時的に増加した.以上よりCPMはがん関連分子の1つと考えられた.
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