研究課題
若手研究(B)
ラット脊髄損傷急性期にコンドロイチナーゼABC、ケラタナーゼを投与し、脊髄損傷後の運動機能回復効果を検討した。運動機能評価、電気生理検査、組織学的検査などを行い、いずれもコンドロイチナーゼABC、ケラタナーゼ投与群ではコントロール群に対し著名な回復効果を示した。これまで注目されてきたコンドロイチン硫酸同様、ケラタン硫酸も脊髄損傷後に重要な役割を果たしていることが判明した。そして驚くべきことに、これらの効果は臨床応用が検討されているコンドロイチナーゼABCの効果を上回っていた。今後、臨床応用を見据え、さらなる研究をすすめる必要がある。
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J Neurosci. 28
ページ: 5937-5947