研究課題
若手研究(B)
本研究課題にて、私たちは、ビスフォスフォネートの一種リセドロネートが間葉系幹細胞の骨芽細胞分化を抑制し、間葉系幹細胞由来骨芽細胞のRANKLの間接的な関与がないことを示唆する知見を得た。さらに私たちは、メバロン酸経路阻害をバイパスするゲラニルゲラニオールがリセドロネートによるアポトーシスを強く抑制することを示した。以上の結果は、リセドロネートの抗骨粗鬆作用はRANKLの発現抑制を介していないことを示し、また、間葉系幹細胞へのアポトーシス誘導能を持つことを初めて明らかにした。
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