研究課題
若手研究(B)
膝半月板損傷に対し骨髄間葉系細胞(MSC)-磁気ビーズ複合体を関節内に注入し、関節外に留置した磁石によりMSCを損傷半月板に集積させ、修復に対する有効性を評価した。まずSprague-Dawleyラット(SDラット)由来MSCを用いてSDラット半月板損傷モデルにMSC複合体を注入し、次にヒトMSCを用いて免疫不全ラットに同様に注入した。いずれのモデルとも、磁石使用群における細胞注入後8週までの評価では明らかな軟骨基質の発現増加は認められなかった。