研究課題
若手研究(B)
当講座で樹立した骨芽細胞特異的Bcl-2トランスジェニックマウスは、骨細胞の細胞突起形成が悪く、尾部懸垂実験で骨量が減少せず破骨細胞の誘導が起こっていなかったことから、骨細胞により骨芽細胞に誘導される破骨細胞の分化・活性化因子の存在が示唆された。さらに皮質骨中に骨細胞がほとんど存在しないマウス(TypeII Runx2 tg)(Dev Biol. 2006 Aug 1 ; 296(1) : 48-61)を用い、尾部懸垂実験後の皮質骨分画をマイクロアレイで比較することによって、非荷重時に骨細胞で変動する因子の探索を行った。その結果5322個の遺伝子が該当した。現在、変動する遺伝子の中に非荷重時に骨細胞より分泌され骨芽細胞にRanklを誘導し破骨細胞を活性化させる因子が有るものと考え、検討を行っている。
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6th international Symposium on Electron Microscopy in Medicine and Biology, Kobe, Japan
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