研究課題
若手研究(B)
麻酔薬による依存性の細胞メカニズムを明らかにする目的で、報酬系回路の中心である腹側被蓋野でのシナプス伝達をラット脳スライスを用いて細胞外電位記録法により観察した。麻酔薬プロポフォールは臨床使用濃度以下のごく低濃度(0.5μM)で約25%の増強作用を示した。同部位におけるドパミン放出におけるプロポフォールの作用はin vitroの実験系では明らかにすることが出来なかった。