• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

前立腺癌と尿路上皮癌に関する遺伝子・環境相互作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20791114
研究機関宮崎大学

研究代表者

月野 浩昌  宮崎大学, 医学部, 助教 (60433059)

キーワード遺伝子多型 / 前立腺癌 / 尿路上皮癌
研究概要

前立腺癌と尿路上皮癌の発症に関する遺伝子・環境因子相互作用について健常者400例、前立腺癌300例、尿路上皮癌400例について検討する。遺伝子要因としては健常者と癌患者の末梢白血球より抽出したDNA検体を用いて芳香族アミンの代謝に関わる代謝酵素(UGT等}や酸化要因(iNOS, MPO)、抗酸化要因(hOGG1, MnSOD, NQO1, GPX1)、DNA修復酵素(XRCC1, ERCC1, OGG1)や炎症に関連したサイトカイン(IL-1, IL-6, IL-8, TNF-α)の遺伝子多型の解析結果を用いる。環境要因としてはアンケートより得られたライフスタイル情報を用いる。これらの遺伝子・環境因子の相互作用を統計学的に解析する。すでに収集した検体から健常者400例、前立腺癌300例、尿路上皮癌400例を用い、芳香族アミンの代謝酵素(UGT)、酸化要因(iNOS, MPO)、抗酸化要因(hOGG1, MnSOD, NQO1, GPX1)、DNA修復酵素(XRCC1, ERCC1, OGG1)や炎症に関連したサイトカイン(IL-1, IL-6, IL-8, TNF-α)の遺伝子多型の解析を施行している。今後これらの遺伝子・環境因子の相互作用を統計学的に解析する予定である。さらに前立腺癌に対する内分泌療法や進行性尿路上皮癌に対する癌化学療法の効果や副作用と薬物代謝酵素の遺伝子多型との関連性についても統計学的に解析する予定である。これらの解析結果でがん発症予防やスクリーニング、診断や治療の個別化(オーダーメイド化)が可能になることが予想される。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 悪性転化を伴った精巣腫瘍後腹膜リンパ節転移の1例2010

    • 著者名/発表者名
      月野浩昌、向井尚一郎、賀本敏行、竹原俊幸、前田幸志郎、小川修
    • 学会等名
      日本泌尿器科学会福岡地方会第285回例会
    • 発表場所
      久留米
    • 年月日
      2010-02-06
  • [学会発表] 腎adenosarcomaの1例2009

    • 著者名/発表者名
      月野浩昌、蓮井良浩、鬼塚千衣、下村貴宏、向井尚一郎、上村敏雄、分田裕順、長野正史、井上勝巳、野瀬清孝、賀本敏行
    • 学会等名
      第61回日本泌尿器科学会西日本総会
    • 発表場所
      高松
    • 年月日
      2009-11-07
  • [学会発表] 当院における腎盂尿管癌症例の膀胱内再発に関する臨床的検討.2009

    • 著者名/発表者名
      月野浩昌
    • 学会等名
      第47回日本癌治療学会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      2009-10-22
  • [学会発表] 悪性褐色細胞腫の1例.2009

    • 著者名/発表者名
      月野浩昌
    • 学会等名
      日本泌尿器科学会福岡地方会第284回例会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2009-07-04
  • [学会発表] 当院における腎盂尿管癌症例の臨床的検討.2009

    • 著者名/発表者名
      月野浩昌
    • 学会等名
      第97回日本泌尿器科学会総会
    • 発表場所
      岡山
    • 年月日
      2009-04-16

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi