研究課題
若手研究(B)
我々は、プロテオミクス解析によって膀胱癌組織で発現が消失する新規マーカー蛋白質ペリプラキン(PPL)を発見した。尿中剥離細胞でPPL発現を免疫組織化学的に検討した。尿中PPL発現は癌患者群でコントロール群と比べて有意に低下した。また、癌陽性で細胞診が陰性であった31例中23例(74.2%)でPPL陽性率が異常値を示した。このことから、PPLの免疫染色と従来の尿細胞診と併用することにより、診断精度を向上させる可能性がある。
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