研究課題
若手研究(B)
加齢男性や低アンドロゲン血症患者において膀胱機能が低下する機序を解明することを目的として研究を行った。モデルマウスの膀胱において去勢や加齢により平滑筋収縮関連因子(Rho kinase,AT II受容体)の発現量が低下し、テストステロンの補充によりその発現量が上昇したことから、アンドロゲンレベルの低下が平滑筋収縮関連因子の発現低下を引き起こし、ひいては膀胱機能低下の一因となることが示唆された。