研究課題
若手研究(B)
REM睡眠下の眼振は末梢性めまいと中枢性めまいとで異なるとされ、この特徴を利用することで末梢性眼振と中枢性眼振との鑑別が可能になると考えた。夜間睡眠中、めまい患者5例の眼球運動を記録した。REM期において全てのめまい症例でREMsを生じ、末梢性めまい症例では覚醒期の病的眼振と同方向に眼振の頻度が高い傾向を認め、中枢性めまい症例では垂直性眼振が顕著であった。これらの結果から、我々はREM睡眠下の眼振を解析することで末梢性めまいと中枢性めまいの鑑別できる可能性を考えた。
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