研究課題
若手研究(B)
難聴治療に応用するため、音響外傷モデルマウスに対してインターロイキン6阻害剤を投与し、その効果を機能的、組織学的に解析し、機序について検討した。薬剤投与群では非投与群と比較して有意な聴力の改善(機能的効果)とらせん神経節細胞(中枢へ神経刺激を伝達)の変性の抑制(組織学的な効果)を確認した。その機序には炎症細胞のひとつであるマクロファージの関与が示唆された。さらなる詳細な検討は必要だがインターロイキン6阻害剤が難聴治療に応用できる可能性が示された。
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